令和8年度化学系学協会東北大会(弘前大会)ポスター賞受賞者紹介
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| A.無機化学/分析化学/環境化学 4件 |
| 1P001 村上辰成(弘前大院理工) |
| 1P009 舟越琉暉(東北大院環境) |
| 2P001 西山爽大郎(弘前大院理工) |
| 2P013 五十嵐日和(東北大多元研) |
| B.物理化学 2件 |
| 1P026 勝田里奈(東北大院工) |
| 2P028 建部奈瑠(東北大院工) |
| C.有機化学 6件 |
| 1P038 大垣哉斗(弘前大院理工) |
| 1P044 山﨑開智(山大院理工) |
| 1P050 熊谷優斗(岩手大院理工) |
| 2P034 高島由聖(小山高専) |
■受賞者コメント:本発表では,私たちが開発した「芳香環ミセル」を利用して「ポリスチレンの水溶化」を報告しました。
分子間相互作用を介してミセルへ効率的に内包することで,本来水中で凝集してしまうポリスチレンの可溶化に成功しました。
発表時には「相手のリアクションを感じ取ること」を意識しました。
多くの方々と直接議論する中で,さまざまな視点から質問や意見をいただき,研究を見つめ直すきっかけとなりました。
このように,人も分子も「組み合わせ」が新しい価値を生みます。
汎用ポリマーであるポリスチレンを,官能基化やイオン化といった化学変換を施すことなく,ミセルの内包によって水中で扱えるようにしたことは,本研究の大きな特徴でもあります。
私たちのミセルを通じて,高分子の新たな可能性を見出すきっかけとなれば嬉しく思います。■希望進路:大学院へ進学 ■今現在、化学で興味を持っている事柄など:有機化学、ナノ材料化学 ■指導教員名:西井 圭 准教授 ■研究室名:物質合成研究室 |
| 2P036 中村まゆ(弘前大院理工) |
| 2P052 守田寛泰(日大院工) |
■受賞者コメント:この度は令和8年度化学系学協会東北大会のポスター賞に選出いただき、大変光栄に思っております。
また、発表を聴いてくださった皆様、誠にありがとうございました。
本研究では、π共役系を拡張した新規アズレン誘導体を合成し、分子骨格や置換基の違いによって発光波長や発光挙動が変化することを明らかにしました。
さらに、一部の誘導体では固体状態において長波長領域の発光が観測され、近赤外領域に及ぶ発光特性を示すことが分かりました。
今回の発表でいただいた貴重なご意見をもとに、分子構造と固体発光特性との相関をさらに詳細に解明するとともに、有機ELやセンシング、バイオイメージングなどへの応用が可能な新規アズレン系発光材料の創成を目指して、今後も一層研究に邁進して参ります。
ご指導いただきました庄子先生を始め、研究室の皆様、また本研究に携わって頂いた全ての方々に深く感謝申し上げます。■希望進路:就職 ■今現在、化学で興味を持っている事柄など:有機合成化学・有機光化学 ■指導教員名:庄子 卓 准教授 ■研究室名:有機機能分子化学研究室 ■研究室HP(URL): https://nihonunivengorgani.wixsite.com/funorgchem |
| D.化学工学 3件 |
| 1P057 久保南月(岩手大院理工) |
| 1P059 JIA PENGLONG(弘前大院理工) |
■受賞者コメント:この度はポスター賞をいただき、大変嬉しく思います。
本研究では、セルロース由来バイオオイルの触媒改質に用いるCe-Zn複合金属担持中空HZSM-5ゼオライトの開発に取り組みました。
触媒の細孔構造や酸性質、金属種の相互作用が生成物分布に与える影響を詳細に検討した結果、高い芳香族炭化水素生成能と優れたコーク抑制効果を両立できることを見出しました。
特に、CeとZnの協働効果による触媒性能向上を明らかにできた点が、本研究のアピールポイントです。
今回の受賞を励みに、今後もバイオマス資源の有効利用と持続可能な社会の実現に貢献できる研究に取り組んでいきたいと考えています。
最後に、本研究を進めるにあたり、日頃より熱心にご指導いただいている官国清先生ならびに研究室の皆様に心より感謝申し上げます。■希望進路:博士研究員を経て大学教員を目指しています。 ■今現在、化学で興味を持っている事柄など:カーボンニュートラル社会の実現に向けた触媒化学とエネルギー変換技術に強い関心を持っています。 ■指導教員名:官 国清 教授 ■研究室名:エネルギー変換工学研究室 ■研究室HP(URL): https://sites.google.com/view/energy-conversion-group/home |
| 2P063 植村梨乃(岩手大院理工) |
| E.高分子化学/繊維化学 5件 |
| 1P077 木村綾乃(山形大学院有機) |
| 1P082 小山内裕人(弘前大院理工) |
| 2P069 山田愛栞(日大院工) |
| 2P072 若山佑香(弘前大院理工) |
| 2P081 難波恵汰(弘前大院理工) |
| F.材料化学 3件 |
| 1P087 福岡陸(弘前大院理工) |
| 1P096 門間琉樹(山形大院有機) |
| 2P091 近藤歩(東北大院理) |
■受賞者コメント:このたびはこのような賞をいただき、大変光栄に思います。
本研究では、原子レベルで銅を精密に制御した「銅ナノクラスター」に着目しました。
銅ナノクラスターは安価で資源が豊富な銅で構成され、次世代の触媒材料として大きな可能性を秘めています。
一方で、不安定であり、精密な合成技術が十分に確立されていませんでした。
そこで本研究では、従来の「金属原子を集めてクラスターをつくる」という発想とは異なり、「高分子のように連なった金属骨格を切断してクラスターをつくる」という発想に基づく合成方法を開発しました。
その結果、副生成物を生じることなく、原子レベルで精密に制御された15種類の新規銅ナノクラスターの創出に成功し、その構造・組成の多様性を大きく広げることができました。
本成果は、金属ナノクラスターの合成方法に新たな方向性を切り拓くものと考えています。
最後に、本研究にあたりご指導いただいた根岸先生ならびに研究室の皆様に心より感謝申し上げます。■希望進路:化学メーカーの研究職 ■今現在、化学で興味を持っている事柄など:金属ナノクラスター触媒の反応中における構造揺らぎと触媒活性点の関係 ■指導教員名:根岸雄一 教授、 川脇徳久 准教授 ■研究室名:東北大学多元物質科学研究所 根岸研究室 ■研究室HP(URL): https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/negishi/html/ |
| G.電気化学 3件 |
| 1P100 伊藤駿(弘前大学院理工) |
| 1P104 菅原祐哉(東北大院理) |
■受賞者コメント:この度は、電気化学部門にてポスター賞に選出して頂き、誠にありがとうございます。
本研究では、銅ナノクラスターを構成単位とする金属有機構造体(CuNC-MOF)を創製し、その電気化学的二酸化炭素還元(eCRR)に対する触媒特性について検討しました。
具体的には、配位性の異なる合成溶媒を使い分けることで、核数の異なるCu₁₀およびCu₆ナノクラスターから構成されるCuNC-MOFを選択的に合成することに成功しました。
さらに、ナノクラスターの核構造の違いがeCRR性能に影響を与えることに加え、ナノクラスターを連結・集積化することで反応中の凝集が抑制され、触媒安定性が向上することを明らかにしました。
今回の受賞を励みに、今後は、ナノクラスターの核構造や集積構造と触媒性能との関係をさらに明らかにし、より高性能なナノクラスター集積体の創製に取り組んでいきたいと考えています。
最後に、本研究を行うにあたり、多くのご指導並びにご協力を頂きました先生方、共同研究者ならびに研究室の皆様に深く御礼申し上げます。■希望進路:就職 ■今現在、化学で興味を持っている事柄など:触媒化学、二酸化炭素還元反応 ■指導教員名:根岸雄一 教授、川脇徳久 准教授、Saikat Das 講師 ■研究室名:東北大学多元物質科学研究所 根岸研究室 ■研究室HP(URL): https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/negishi/html/ |
| 2P097 古籏光毅(日大院工) |
| H.化学教育 2件 |
| 2P106 中村晏万(宮教大教育) |
| 2P109 中澤一乃(立命館高校SSGコース) |











■受賞者コメント:本発表では,私たちが開発した「芳香環ミセル」を利用して「ポリスチレンの水溶化」を報告しました。
分子間相互作用を介してミセルへ効率的に内包することで,本来水中で凝集してしまうポリスチレンの可溶化に成功しました。
発表時には「相手のリアクションを感じ取ること」を意識しました。
多くの方々と直接議論する中で,さまざまな視点から質問や意見をいただき,研究を見つめ直すきっかけとなりました。
このように,人も分子も「組み合わせ」が新しい価値を生みます。
汎用ポリマーであるポリスチレンを,官能基化やイオン化といった化学変換を施すことなく,ミセルの内包によって水中で扱えるようにしたことは,本研究の大きな特徴でもあります。
私たちのミセルを通じて,高分子の新たな可能性を見出すきっかけとなれば嬉しく思います。
■受賞者コメント:この度は令和8年度化学系学協会東北大会のポスター賞に選出いただき、大変光栄に思っております。
また、発表を聴いてくださった皆様、誠にありがとうございました。
本研究では、π共役系を拡張した新規アズレン誘導体を合成し、分子骨格や置換基の違いによって発光波長や発光挙動が変化することを明らかにしました。
さらに、一部の誘導体では固体状態において長波長領域の発光が観測され、近赤外領域に及ぶ発光特性を示すことが分かりました。
今回の発表でいただいた貴重なご意見をもとに、分子構造と固体発光特性との相関をさらに詳細に解明するとともに、有機ELやセンシング、バイオイメージングなどへの応用が可能な新規アズレン系発光材料の創成を目指して、今後も一層研究に邁進して参ります。
ご指導いただきました庄子先生を始め、研究室の皆様、また本研究に携わって頂いた全ての方々に深く感謝申し上げます。
■受賞者コメント:この度はポスター賞をいただき、大変嬉しく思います。
本研究では、セルロース由来バイオオイルの触媒改質に用いるCe-Zn複合金属担持中空HZSM-5ゼオライトの開発に取り組みました。
触媒の細孔構造や酸性質、金属種の相互作用が生成物分布に与える影響を詳細に検討した結果、高い芳香族炭化水素生成能と優れたコーク抑制効果を両立できることを見出しました。
特に、CeとZnの協働効果による触媒性能向上を明らかにできた点が、本研究のアピールポイントです。
今回の受賞を励みに、今後もバイオマス資源の有効利用と持続可能な社会の実現に貢献できる研究に取り組んでいきたいと考えています。
最後に、本研究を進めるにあたり、日頃より熱心にご指導いただいている官国清先生ならびに研究室の皆様に心より感謝申し上げます。
■受賞者コメント:このたびはこのような賞をいただき、大変光栄に思います。
本研究では、原子レベルで銅を精密に制御した「銅ナノクラスター」に着目しました。
銅ナノクラスターは安価で資源が豊富な銅で構成され、次世代の触媒材料として大きな可能性を秘めています。
一方で、不安定であり、精密な合成技術が十分に確立されていませんでした。
そこで本研究では、従来の「金属原子を集めてクラスターをつくる」という発想とは異なり、「高分子のように連なった金属骨格を切断してクラスターをつくる」という発想に基づく合成方法を開発しました。
その結果、副生成物を生じることなく、原子レベルで精密に制御された15種類の新規銅ナノクラスターの創出に成功し、その構造・組成の多様性を大きく広げることができました。
本成果は、金属ナノクラスターの合成方法に新たな方向性を切り拓くものと考えています。
最後に、本研究にあたりご指導いただいた根岸先生ならびに研究室の皆様に心より感謝申し上げます。
■受賞者コメント:この度は、電気化学部門にてポスター賞に選出して頂き、誠にありがとうございます。
本研究では、銅ナノクラスターを構成単位とする金属有機構造体(CuNC-MOF)を創製し、その電気化学的二酸化炭素還元(eCRR)に対する触媒特性について検討しました。
具体的には、配位性の異なる合成溶媒を使い分けることで、核数の異なるCu₁₀およびCu₆ナノクラスターから構成されるCuNC-MOFを選択的に合成することに成功しました。
さらに、ナノクラスターの核構造の違いがeCRR性能に影響を与えることに加え、ナノクラスターを連結・集積化することで反応中の凝集が抑制され、触媒安定性が向上することを明らかにしました。
今回の受賞を励みに、今後は、ナノクラスターの核構造や集積構造と触媒性能との関係をさらに明らかにし、より高性能なナノクラスター集積体の創製に取り組んでいきたいと考えています。
最後に、本研究を行うにあたり、多くのご指導並びにご協力を頂きました先生方、共同研究者ならびに研究室の皆様に深く御礼申し上げます。